テクノロジー部会technology

「テクノロジー部会」は目まぐるしく進歩する新技術・情報をいち早くキャッチし、タイムリーに伝達すると共に、必要に応じ講師を招きセミナーを開催。工場見学会も行い、各企業の事業展開のヒントに成り得るような事業活動を行っています。

活動報告activities

【2024.9.11】大阪産業人クラブテクノロジー部会、「第1回知らんかった!会員企業の今の顔~技術と経営~顧客の要望に応える独自の金属加工」を開催

 大阪産業人クラブテクノロジー部会(美馬徹部会長=関西金属工業会長)は9月11日、セミナー「第1回知らんかった!会員企業の今の顔~技術と経営~顧客の要望に応える独自の金属加工」を日刊工業新聞社西日本支社(大阪市中央区)で開いた。会員間の相互理解を深めることを目的に実施。非会員企業3社を含め、15名が参加した。
 冒頭、美馬部会長からは「技術連携や経営のヒントを探る機会にしてほしい」とあいさつ。そして関西金属工業(大阪府八尾市)の新規設備に対する提案力や、高品質のステンレス加工を強みに、酒造業界から化学用機器や環境機器など取引業界が拡大していった経緯を発表。現在はグループ7社による連携で事業展開している状況を報告した。続いて紙器・段ボール用刃物製造専門メーカー、近畿刃物工業(大阪府守口市)の阿形清信社長は「コロナ禍の中、当社はその間内製化に取り組んできた。その結果、一貫生産体制の構築につながった」と強調した。懇親会では、タナカカメ(大阪府枚方市)の田中秀明相談役、日本エレクトロセンサリデバイス(大阪市西区)の力身総一郎社長らが企業紹介5分間スピーチを実施。身の上話も入るなど各社とも制限時間を超える話の展開に、会場は盛り上がった。

【2023.9.21】大阪産業人クラブテクノロジー部会、「中堅・中小企業経営者医工連携セミナー」を開く

 大阪産業人クラブテクノロジー部会(美馬徹部会長=関西金属工業会長)は9月21日、大阪市内で「中堅・中小企業経営者医工連携セミナー」を開いた。近畿経済産業局地域経済部バイオ・医療機器技術振興課総括係長の和田本啓氏を講師に迎え、「医療機器産業の現状と経済産業省の医療機器産業政策」をテーマに講演した。
 和田本氏は「医療分野は医薬品開発など厚生労働省の管轄が多いが、経済産業省として医療機器産業の振興と起業を中小企業に促したい」と訴えた。診断装置は国内企業が強い反面、治療装置は欧米系企業の独壇場になっていると解説。高齢化の進展と医療従事者の担い手不足に対応できるような、デジタル技術を活用した医療機器の開発が期待されるとした。さらに政府のスタートアップ創出に向けた支援展開や医療機器産業支援ネットワークにも触れ、「病気になる前の自身の行動を振り返ることで新しい市場が生まれる可能性がある」と示した。
 講演を受け、美馬部会長は「中小企業にはハードルの高い分野だが、会員同士の連携と協力で取り組む機会にしたい」と述べた。参加者から「今までと違う視点の内容で、新しい気付きがあった」などの感想が聞かれた。

【2022.7.26】大阪産業人クラブテクノロジー部会、「イチから学ぶ!AI基礎のきそ講座シリーズ3」開催

大阪産業人クラブテクノロジー部会(美馬徹部会長=関西金属工業会長)は7月26日、「イチから学ぶ!AI基礎のきそ講座シリーズ3」を完全リモート形式で開催した。過去に画像認識データの活用例や生産現場での導入事例など外部講師を招いたAIシリーズセミナーを実施し、今回は、日刊工業新聞社の有料講座「AI外観検査のはじめ方と機械学習を意識した画像情報の取得」を引用するかたちで事例紹介を行った。日本ロボット学会産学連携委員や大阪府新エネルギー産業振興施策審査会専門委員を担当する今堀崇弘日刊工業新聞社クロスメディア部部長がナビゲーターを務めた。
美馬部会長は「人手不足の現状にAIやロボットの活用を解決の一助にし、自社でどう生かせるか参考にしたい」と冒頭にあいさつ。AIの認識精度の維持には「運用を考慮したMLOps(機械学習と運用)を意識した取り組みが重要」と、今堀部長は参加者の質問に応えるかたちで強調した。

【2021.7.28】大阪産業人クラブテクノロジー部会、DX導入事例・課題点など解説

大阪産業人クラブテクノロジー部会(美馬徹部会長=関西金属工業社長)は7月28日、大阪市中央区の日刊工業新聞社大阪支社で中堅・中小企業経営者セミナー「DXの推進について 現場と共生する企業のデジタルトランスフォーメンション」を開いた。近畿経済産業局地域経済部次世代産業・情報政策課の黒木啓良課長を講師に迎え、事例を踏まえたデジタル変革(DX)の動向が語られた。
冒頭、同部会の美馬会長が「経営者としてこのテーマは知る必要がある」とあいさつ。黒木課長からはDXの定義を皮切りに、日本企業の実態や推進に向け時間軸で分けた取り組みの説明があった。
導入事例で機械器具製造業と宿泊業のデジタル化のきっかけや、課題に対する工夫などを紹介。またセキュリティー対応では、テレワークなどコロナ禍で変化した業務環境を狙ったサイバー攻撃の懸念を指摘。外部専門家を利用することも対応策にあげた。最後に黒木課長は「DXの導入はゴールでなく、トップの意識改革とDX人材の育成・確保が重要」と締めくくった。
導入に取り組む参加者からは、DX認定制度に関する質問が出るなど、関心を高めた。

【2021.1.28】大阪産業人クラブテクノロジー部会、AI講座開く 14人参加

大阪産業人クラブのテクノロジー部会(美馬徹部会長=関西金属工業社長)は1月28日、ロンド・アプリウェアサービス(東京都渋谷区)の大谷みさお氏を講師に迎え「イチから学ぶ!AI基礎のきそ講座シリーズ2」を完全リモート形式で開催した。14人が参加。
冒頭、美馬部会長が「コロナ禍のため、ZOOMを活用したオンライン開催となった。テクノロジー部会としてシリーズ化した人工知能(AI)セミナーを通じ、会員相互の情報の共有化を図りたい」とあいさつ。今回は「モノづくり現場でAIを使うための押さえどころ~」と題し、AIの画像認識・数値解析・音声認識など、モノづくり現場への適用を試みた講師の取り組みを解説した。
"AI素人の講師"だから分かった「押さえどころ」を通じて、自社に合致したAIをどう選択しどのように学習させるかなど、モノづくり現場への適用法を紹介した。特にIoT(モノのインターネット)の前にカイゼンか、カイゼンの前にIoTか、IoT×カイゼンが重要とし、投資効果を試算し効果は出すものと強調した。
活用効果を金額で表現し、削減効果を具体的数値で示した導入事例は参加者から大きな反応があった。書類を減らす検討課題に対しAI音声認識を活用した導入で、具体的な質問が出るなど実践的なセミナーとなった。

【2020.12.12】大阪産業人クラブ、アクセス解析セミ ウェブ解析士協などと共催

大阪産業人クラブ(山口多賀司会長=非破壊検査社主)は12月12日、日本BtoB広告協会、ウェブ解析士協会と共催で、第38回アクセス解析セミナー「自社サイトを"コスト"で終わらせないために...」をリモート形式で開いた(写真)。新しい試みとして参加者から事前アンケートをとり、ウェブ解析、検索エンジンの最適化(SEO)、人材採用など四つの共通質問に熟練ウェブ解析士マスターが応えた。
ウェブ解析では、神谷英男マーチコンサルティング(東京都中央区)代表が「解析はデータの確認前に仮説を立てるが、それが当たってるかではなく、外れた時の気づきが重要」と解説した。また石本憲貴トモシビ(大阪市西区)代表取締役は、会員制交流サイト(SNS)の特徴として「自社視点からユーザー視点に切り替え、ツールを利用した情報収集の自動化」を推奨した。
ティ・シー・シー(岡山市北区)でウェブを担当する宮原雅明氏は、自治体が開設したコロナ感染防止サイトをSEOの事例として紹介し「広告との使い分け」を説明した。亀井耕二ウェブ解析士協会理事は「以前の発表内容は統計的アプローチがメーンだったが、最近は人的アプローチが約7割を占めてきた」と分析した。

【2020.7.30】大阪産業人クラブテクノロジー部会、製造業AI導入 先行事例学ぶ

大阪産業人クラブテクノロジー部会(美馬徹部会長=関西金属工業社長)は7月30日、大阪市中央区の日刊工業新聞社大阪支社で「イチから学ぶ!AI基礎のきそ講座」を開催した。同セミナーは基礎講座から導入事例、実体験まで段階的に学べる連続セミナーの1回目。HCI(大阪府泉大津市)の奥山剛旭社長とアスカカンパニー(兵庫県加東市)の長沼誠副社長を講師に迎え、「先行事例に学ぶ中小製造業におけるAI導入事例の実際」をテーマに話した。
奥山社長は自動結線ロボットシステムへの自動検査の適用を、長沼副社長はカメラデータ解析とログデータ解析による不具合対策と故障予知を解説した。また講演後には部会長の美馬社長(写真)も加わり、人工知能(AI)の導入・応用についてのトークセッションも実施した。両社ともに社長が率先してAIを学習し自社の課題解決につながる活用法を見いだしており、トップ自らがAI導入プロジェクトを推進する重要性を説いた。 今回はコロナ禍で初めてのセミナー開催となった。感染予防のため3密を避ける対策として会場参加とリモート参加に分かれて、20人強が参加した。

【2019.11.22】大阪産業人クラブ、アクセス解析セミナー開催

大阪産業人クラブ(山口多賀司会長=非破壊検査社主)は11月22日、日本BtoB広告協会、ウェブ解析士協会と共催で、アクセス解析セミナー「自社サイトを"コスト"で終わらせないために...」を大阪市内で開いた(写真)。同セミナーは32回目。 ウェブ解析士協会の亀井耕二理事は「同セミナーはスモールビジネスのヒントになる。相談する相手を見つけて欲しい」とあいさつ。続いて石本憲貴ウェブ解析士マスターが、サイト上で広告表現制限が多くマーケティングの事例が少ない風俗店の実例を挙げ、直感的に理解できるヒートマップ分析を使用したマーケティング方法を発表した。また高島章嘉上級ウェブ解析士がウェブ担当者のキャリアアップ術を、上原晃人上級ウェブ解析士は数値表現しにくい分析方法に対するユーザーテストを発表した。
特別講演は武田則秋日刊工業新聞社編集局次長が「日刊工業新聞のコンテンツビジネス」と題し、新聞社がかかわることで情報の中立性を保持できるオウンドメディアの展開について述べた。

【2019.11.1】大阪産業人クラブテクノロジー部会、関西AIビジネスセミ参加

大阪産業人クラブテクノロジー部会(美馬徹部会長=関西金属工業社長)は11月1日、大阪市内で開かれた近畿経済産業局主催の「関西AIビジネスセミナー」に参加した(写真)。本セミナーは中堅・中小企業における人工知能(AI)活用を促すイベント。AIによる経営課題解決方法やAIに関わる知的財産権を学ぶセミナー、ワークショップ事業として実施された。 エクサウィザーズ(東京都港区)の湯川鶴章AI新聞編集長とSTORIA法律事務所(神戸市中央区)の柿沼太一弁護士がそれぞれ講演した。湯川氏が膨大なデータが人間の気づかないビジネスチャンスを生み出す今後の動向を、柿沼氏はデータの提供側と開発した側のAI利用時における知的財産権の注意点などを解説した。 またAIベンダー4社によるクラウドAI利用の活用事例をはじめとしたツール・ソリューションの紹介があった。

【2018.12.08】アクセス解析セミナー

関西支部と大阪産業人クラブは12月8日、ウェブ解析士協会と共催で第28回アクセス解析セミナー「自社サイトを“コスト”で終わらせないために・・・」を開催した。同協会は事業の成果に導くウェブ解析を広く学ぶ機会創出や、関心を持つ人たちの交流促進などを目的としており、亀井耕二ウェブ解析士協会理事から「BtoBに軸足を置いた話題を中心にしたアクセス解析に絞り普及を図りたい」とあいさつがあった。
セミナーではウェブ解析士から「サイト担当者が知っておきたいデータの見方と活用方法」など3つのテーマ発表と「日刊工業新聞のデジタルメディア展開」の特別講演があった。
参加者からは「興味深く今後の参考にし、自社のホームページに有効活用をしたい」とそれぞれのテーマ発表に対し感想があがった。同協会では各社のホームページの分析も実施しており、今後も無料で分析レポートを受け付けている。

【2018.07.24】7月24日(火)in徳島 1泊2日

7月24、25日の両日、徳島県で工場見学会を実施した。同クラブの傘下組織である関西ビジネス研究会の若手経営者を中心に7名が参加。環境・リサイクル機器や産業用プレス、産業用自動機機械などを手がける山本鉄工所阿南工場を見学した。山本知昭社長からビジネス発展の歴史や会社概要などの説明を聞いた後、油圧プレス機や破砕機などの製造現場を見学した。夕方の交流会には徳島県商工観光部や徳島県機械金属工業会から12人が加わり熱心な情報交換を行った。 2日目は観光組とゴルフ組に分かれ、夏の徳島の1日を楽しんだ。

役員officer

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新春互礼会bilateral meeting

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入会申込enrollment

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総会general meeting

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