クラブについてabout
大阪産業人クラブについて
大阪産業人クラブ(旧工場長連盟)は昭和40年2月27日に発足、以来常に時代に即応した組織に軌道修正しながら、50年以上にわたって培ってきた知的財産、人的ネットワーク、会員の英知を結集して、先進的な活動を展開しています。
具体的には、講演会、セミナー、産学交流会、工場見学会、海外研修などを開催し、そのときどきの時流に応じた情報を提供すると同時に、とくに経営者同士の肌と肌の触れ合いを通じて、経営の研鑽を積んでいただく場となっています。
いま産業界は、情報技術(IT)の進展を背景に経営、技術の両面から革新性が求められ、21世紀にふさわしい構造改革の必要に迫られています。一方、景気回復の兆しが出てきたとはいえ、中国をはじめダイナミックに変化する世界経済の波が押し寄せる中で対処すべき諸課題が山積しており、的確な情報の収集、交換の場がこれまで以上に重要であることは論を待ちません。
これを機会に、ぜひとも産業人クラブならではの経営者による交流の輪に加わり、明日の経営に向けビジネスチャンス、経営のヒントをつかんでくださいますよう、入会のご案内を申し上げます。
事業活動のあらまし
●講演会、セミナー、例会及び産学官金交流会の開催変化の激しい時代を先取りし、明日の経営に役立つ講演会を開催するとともに会員相互のコミュニケ-ション、異業種交流に重点を置き、経営、技術、商品開発などを中心に企業経営者の相互啓発の場を創造しています。また、会の活動報告は、日刊工業新聞に報道しています。
●活発な部会
会員のニ-ズに即応するため各部会を置いています。
「テクノロジー部会」は目まぐるしく進歩する新技術・情報をいち早くキャッチし、タイムリーに伝達すると共に、必要に応じ講師を招きセミナーを開催。工場見学会も行い、各企業の事業展開のヒントに成り得るような事業活動を行っています。
「産業人フォーラム」は経営者、管理者としての人格、教養を高め、時代に即応した経営能力を養うことを目的に会員相互の理解と親睦を図り、友好関係の促進と情報の交換及び啓蒙を目的としています。
「女性経営者部会」は産業構造の変革、規制緩和による経済のソフト化、サービス化にともない、新しい視点をもつ女性経営者の勉強、交流、懇親を目的に活動を行っています。
●関西ビジネス研究会は、次代を担う若手経営者や後継者を核に経営を研究・勉強する場として活発に活動しています。
●工場見学会の開催
各種の試験研究機関ならびに新技術、生産設備の進んだ先端的な工場を対象に、企業経営に役立つ見学会を実施しています。
●ゴルフ大会の開催
会員相互の親睦と健康増進をはかるため年3回関西の名門コースで開催しています。
●海外視察の実施
海外視察を積極的に行い、国際化が進む産業界の動きに合わせた活動をしています。
●深まる連携、情報交流の場
大阪産業人クラブは、産業新時代に対応した異業種交流、産学交流の場として、このほかにもさまざまな活動を展開しています。日刊工業新聞という媒体と産業界が情報をベースに結びついた特性を生かした取り組みや各種団体との共催・講演事業も実施しています。
大阪産業人クラブの沿革
1965(昭和40)年 前身となる関西工場長連盟の創立総会を2月27日に行い、「重大な責務を持つ工場長責任者が集まり、工場管理、労務管理など各職場で直面する問題解決に向けて連携を」という趣旨のもと総勢96名の会員が出席し発足。初代会長は住友金属工業株式会社 専務取締役の里井孝三郎氏。1986(昭和61)年「関西工業人クラブ」に改称。会長はイゲタ鋼板株式会社 相談役の里井孝三郎氏が留任。
1987(昭和62)年「大阪工業人クラブ」に改称。新会長にホソカワミクロン株式会社 社長の細川益男氏が就任。
1990(平成02)年「大阪産業人クラブ」に改称。
2007(平成19)年 新会長に非破壊検査株式会社 社主の山口多賀司氏が就任。
2022(令和 4)年 新会長に株式会社片岡製作所の千歳喜弘氏が就任、現在に至る。