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安心安全をテーマに千葉大学など見学（東東京マネジメント研究会）

平成21年11月26日

　東京産業人クラブ・東東京マネジメント研究会（嶋田貫一会長＝高橋木箱製作所社長）は１１月２６日、安心安全をテーマに千葉大学の環境健康フィールド科学センター（千葉県柏市）とライオン千葉工場（同市原市）の見学会を行い、１２人が参加した。
　科学センターでは野菜や花の苗を効率的に生産する「高度化セル成型苗生産利用システム」を視察。自動化種まきラインなどにより数人で安定生産できるシステムに、参加者から驚きの声が上がった（写真）。また、自然と触れ合いながら治療する園芸療法、漢方治療など、１７万平方メートルのキャンパスを生かした数々の研究も見学した。
　ライオンでは洗濯用洗剤を１日６万ケース製造できる生産ラインなどを見学。１箱ずつ粉洗剤用のスプーンが入っているか確認するカメラのフラッシュなど、安心安全に配慮した生産ラインについて説明を受けた。「自然の持つ力と、それと対極的な先端の技術を見た」（嶋田会長）など、参加者からは異なる世界を一度に回った見学会に感激の声が聞かれた。