全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブ産業人フォーラム部会、山形県の企業視察を実施

 大阪産業人クラブ産業人フォーラム部会(山口宣弘部会長=富士電熱開発社社長)は、3月5、6日に山形県の企業視察を実施した。メッキやダイヤモンド電着を得意にするジャスト(山形県上山市)と、ジェネリック医薬品(後発薬)メーカーの東和薬品の山形工場(同)の2社を訪問。視察後は東北(山形・宮城・福島)産業人クラブのメンバーと懇親会を行った。
 山形県の訪問は10年ぶりで9人が参加。ジャストでは独自のダイヤモンド電着技術で先端部分を加工したマイクロ手術器具が披露された(写真)。岡崎淳一社長は「脳神経外科や耳鼻咽喉外科の領域で使用され、安全性の面からも評価を頂いている」とし、付加価値の高さに参加者からは驚きの声が出た。東和薬品では菅野隆行執行役員生産本部山形総工場長から工場の概要が説明され、無菌製剤の製造工程と固形製剤の製造・包装工程を見学した。
 夕方の懇親会は東北産業人クラブから14人が参加し、親睦を深めた。翌日は米沢市に移動し、戦国時代の英雄・上杉謙信や江戸時代の名君・上杉鷹山が祭神として祀(まつ)られる「上杉神社」、東北最大級の酒造資料館「東光の酒造」を訪問。天候にも恵まれ、有意義な2日間となった。
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