全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、「2025年賀詞交歓会&新春経済講演会、交流会」を開く

 名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工会長兼社長)は2月3日、名鉄グランドホテル(名古屋市中村区)で「2025年賀詞交歓会&新春経済講演会、交流会」を開いた。冒頭、森会長が「いろいろな新年会に出席するが、参加者同士で景気はどうですかという会話が多い。縮小ではなく良い意味で集中させ、前向きにとらえ利益を追求する。この一年頑張って、新しい明るい社会を目指そう」とあいさつした。
 新春経済講演会では中部経済産業局の橋爪優文総務企画部長が「2025年中部経済の現状と課題・展望について」と題し講演。経済指標を用いて景況感を説明したほか、中部地域の人手不足について「愛知県は2019年を境に人口流出県になった。特に20ー30代の女性が首都圏に流れている。女性に選ばれる企業づくりが大切だ」と指摘した。
 地域産業の課題への対応については「ステーションAiが開業したことで企業や情報が集まりやすくなる環境を生かし、支援や動きが地域全体に波及し、オープンイノベーションを促進する取組みを展開する」と語った。最後に4月に開幕する2025年大阪・関西万博について「面白いコンテンツが数多くある。会場は未来のショーケース。楽しみにしていてください」と締めくくった。
 交流会は会員のほかに「100年経営の会」の関連企業関係者ら約140人が参加し、活発に情報交換するとともに交流を深めた。
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