全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブNITEC埼玉産学交流会、浅草ビューホテルで賀詞交歓会

 埼玉産業人クラブNITEC埼玉産学交流会(杉本賢次会長=丸一ゴム製作所社長)は、1月21日に浅草ビューホテル(東京都台東区)で賀詞交歓会を開いた。杉本会長は「当会は今年40周年を迎える。記念事業も準備中で、さまざまな行事も予定している。ぜひ皆さまのご協力で成功させたい」とあいさつ。また「5人に1人が75歳以上の後期高齢者になる『2025年問題』が今年は注目され、製造業も深刻な人手不足が加速する。多様な働き方や人材確保をしながら、ITを駆使して業務の自動化や効率化に向けた環境作りを進める必要がある」と話した。

 日本工業大学の柳澤章理事長は「展望を抱きにくい世界情勢の中で活路を見いだすことが求められる。当会も40年間先輩が積み上げてきた歴史がたくさんあり、産学の絆を感じる。会員の皆さんと連携して、お互いに実りを得るように努力していきたい」と乾杯のあいさつをした。

 懇談では出席者にマイクを回して「今年の私のテーマ」を一人ひとりが披露した。自社の経営やプライベートを含めた幅広い内容について笑いも交えながら会員が語り、なごやかなムードに包まれた。

 最後に竹内貞雄学長が「24年の出生数は70万人を割り、少子化の加速によって大学の学生争奪戦もすでに始まっている。そうした中で当会のようなコミュニティーの存在は重要。異なる意見や業種を超えたヒントを得られる仲間がどれだけいるかが、これからの生き残りに効いてくる。お互いに勉強して支え合っていくことが重要」と話し、全員で三本締めを行い、記念撮影(写真)した。
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