全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ、清水勇人さいたま市長との意見交換会

 埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック会長)は2024年12月17日、さいたま市浦和区のロイヤルパインズホテル浦和で清水勇人さいたま市長との意見交換会を開いた。増田会長は主催者として「さいたま市はいろいろな全国1位があり、市政だけでなく産業振興や街づくりを進めている。さまざな意見を市長に伝える機会にしたい」とあいさつした。
 清水市長は「0歳から14歳の転入超過数は9年連続全国1位で市が子育て世代から選ばれている」と強調。戦略的な企業誘致に向けた補助制度や産業集積拠点創出などを進めるとともに、研究型モノづくり企業を認証する「リーディングエッジ企業」や海外展開支援、産学連携支援などの取り組みを紹介した。
 さらに大宮駅や浦和駅周辺の街づくりや東日本連携の活動を解説するとともに、政令市で初めて導入したデジタル地域通貨を含んだ「さいたま市みんなのアプリ」の機能や狙いなどについても説明した。そして「企業を取り巻く環境は厳しいが、財政基盤の強化や雇用機会の創出、地域経済の活性化を産業立地の基本方針として取り組みを実施している。市内企業が持続的・安定的な経営を行えるようにさまざな施策を講じて支援したい」と力を込めた。
 懇親会では幹事を務める日さくの若林直樹社長が「これからの産業政策の課題は人材確保。全国に先立って市が取り組んで成功できるように我々も努めていきたい」と乾杯のあいさつをした後、各テーブルで活発な意見交換が行われた。中締めのあいさつをしたデサンの藤池誠治会長は「この会は市長が初当選した時に、応援団を作ろうと始まった。市長を盛り上げる堅苦しくない会として今後も続けていきたい」と話して一本で締めた。
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