全国各クラブの活動報告

群馬産業人クラブ、岡本工作機械製作所の本社安中工場を訪問

 群馬産業人クラブ(有田喜一会長=群栄化学工業会長)は2024年11月26日、岡本工作機械製作所の本社安中工場を訪問した。研削盤製造ラインや半導体関連装置の組み立てなどを見学した(写真)。計9人が参加し、「先端技術と熟練の技を融合した高精度のモノづくりに驚いた」といった声が聞かれた。
 同工場はマザーマシンの基幹工場の位置付けで、大型・超精密の次世代研削盤などを製造している。見学では高精度の機械加工や、熟練技能者がノミ状の工具で摺動(しゅうどう)面を削って摩擦抵抗を減らすためのキサゲ加工などについて説明を受けた。世界最大級の超精密高剛性ベッド研削盤も見学した。
 また、伊藤暁取締役常務執行役員による講演「2050年カーボンニュートラルの実現に伴うグリーン成長戦略」も聴講。伊藤取締役は「カーボンニュートラルを支えるさまざまな製品・部品づくりに砥粒(とりゅう)加工は欠かせない」と強調した。
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