全国各クラブの活動報告

　栃木産業人クラブ（菊地義典会長＝菊地歯車社長）は１１月２９日、ホテル東日本宇都宮（宇都宮市）で「産学官金情報交換会」を開催した。全体テーマは「スマートファクトリー」。野中工業所（栃木県佐野市）の野中啓太社長（写真）が基調講演を行った。情報交換会は行政、学術機関、金融がそれぞれ取り組みを紹介した。約６５人が参加した。
　野中工業所は工作機械とロボットを組み合わせ、金属量産加工の自動化に注力している。野中社長は「理念、パーパスを見直した上で、軸を持ってビジネス化している」と説明した。菊地会長は「人手不足の中で、生産性向上に向け、スマートファクトリーは非常に大きなキーワード」とあいさつした。
　情報交換会後の懇親会には栃木県の福田富一知事が駆けつけ、参加者らと交流した。