全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、毎年恒例の「学習会&情報交換会」を開く

 名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工会長兼社長)は9月25日、名鉄グランドホテル(名古屋市中村区)で名古屋市内外に拠点を置く各県の事務所職員を対象にした毎年恒例の「学習会&情報交換会」を開いた。落語協会の真打である柳家緑也師匠が落語の成り立ちや協会についての話を交えて2席語り、プロの喋りを学んだ。岐阜産業人クラブも含めた会員ら約70人が熱心に聴講した。
 落語協会は関東大震災翌年の1924年に発足し、今年で100周年を迎えた。演者の柳家緑也師匠は、人間国宝だった柳家小さんさんの孫の柳家花緑師匠の弟子で、平成生まれとして初めて真打となった。この100周年の節目に伝統芸能である落語に触れた。
 学習会では、落語協会についての解説や小さんさんにまつわる携帯電話のエピソード、艶笑小噺などで場を盛り上げ、1席目の「権助魚」に入った。2席目は人情噺の「紺屋高尾」で予定時間を過ぎるほどの熱演だった。ほとんどの参加者は生の落語に触れるのが初めてで、その語りに真剣に聞き入っていた。
 学習会終了後の情報交換会は、山形県名古屋事務所の鹿野賢哉所長による乾杯の音頭で始まった。講師の柳家緑也師匠も加わり、参加者は食事をしながら熱心に情報交換など交流を図った。
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