全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブテクノロジー部会「第1回知らんかった!会員企業の今の顔~技術と経営~顧客の要望に応える独自の金属加工」

 大阪産業人クラブテクノロジー部会(美馬徹部会長=関西金属工業会長)は9月11日、セミナー「第1回知らんかった!会員企業の今の顔~技術と経営~顧客の要望に応える独自の金属加工」を日刊工業新聞社西日本支社(大阪市中央区)で開いた。会員間の相互理解を深める目的で実施。非会員企業3社を含め15人が参加した。
 冒頭、美馬部会長が「技術連携や経営のヒントを探る機会にしてほしい」とあいさつ。その後、関西金属工業(大阪府八尾市)の新規設備に対する提案力や高品質のステンレス加工を強みに、酒造業界から化学用機器、環境機器など取引業界が広がった経緯を発表。現在はグループ7社による連携で事業展開している状況を報告した。 
 続いて紙器・段ボール用刃物製造専門メーカー、近畿刃物工業(大阪府守口市)の阿形清信社長は「コロナ禍の期間中、当社は内製化に取り組んできた。その結果、一貫生産体制の構築につながった」と強調した。懇親会ではタナカカメ(大阪府枚方市)の田中秀明相談役、日本エレクトロセンサリデバイス(大阪市西区)の力身総一郎社長らが企業紹介の5分間スピーチを実施。身の上話も入るなど各社とも制限時間を超える話の展開に、会場は盛り上がった。
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