全国各クラブの活動報告

山形産業人クラブ、山形市内で「山形県知事を囲む産官懇談会」を開催

 山形産業人クラブ(松村英一会長=エムテックスマツムラ相談役)は8月21日、山形市内で「山形県知事を囲む産官懇談会」を開催した。隔年で定時総会と併催する恒例行事で、会員企業や来賓、一般参加者ら50人以上が出席した。吉村美栄子知事は豪雨災害対応で欠席したが、産業労働部の岡崎正彦部長を中心に県幹部と活発な意見交換が行われた。
 産官懇談会に先立ち総会では2023年度の事業報告と収支決算、24年度の事業計画と予算案などを承認した。その後、同じ会場で「やまがた経済界の力を結集 産業振興ビジョンをゴールへ導く」をテーマに懇談会を開始。まず鈴木喜代壽副会長(スズキハイテック会長)らクラブ役員が代表質問に立ち、県の産業振興策や働き手の確保、脱炭素社会実現への取り組みなどを聞いた。県側からは環境エネルギー部、県土整備部からも担当課長が出席。質問に丁寧に応じた。会場との質疑応答でも出席者から多数の質問が寄せられた。
 その後は立食式の懇親会を開催。東北経済産業局の佐竹佳典局長が来賓を代表してあいさつ。東北が日本のシリコンバレーになり得るという構想を披露し、喝采を浴びた。続いて、日本政策金融公庫中小企業事業本部の久﨑裕朗東北地区統轄の音頭で乾杯。産官金の交流を深めた。
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