全国各クラブの活動報告

掛川産業人クラブ、スギノマシンのバリ取り技術研究施設「デバラボ」の視察会を開催

 掛川産業人クラブ(小林永典会長=コプレック社長)は7月9日、スギノマシン(富山県滑川市)の掛川事業所(静岡県掛川市)内のバリ取り技術研究施設「デバラボ」の視察会を開催した(写真)。デバラボについて同社の木村一夫工具統括部長は、「保有する全ての技術で、顧客のバリ取りに関する課題を解決する目的で2023年に開設した」と説明した。これまでに90社以上の視察を受け入れている。
 施設内ではウオータージェット産業用ロボットによるバリ取りや、マシニングセンター(MC)で加工する際に取りやすいバリの出し方から考案しているなどの活動の説明を受けた。クラブ会員には同事業所近隣の企業も多く、「地元にバリ取りの専門的な研究施設があることを知り、今後の参考になる」という声が上がった。
 施設の概要や活動を開設した武藤充課長は「バリ取りの課題について気軽に相談してほしい」と呼びかけた。
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