全国各クラブの活動報告

　栃木産業人クラブ（菊地義典会長＝菊地歯車社長）は７月２２日、ホテル東日本宇都宮（宇都宮市）で２０２４年度定時総会を開いた。参加者は約７０人。菊地会長は環境対策の必要性に触れ「知識交換の場として産学官金で構成する産業人クラブは良い場。新しい知見を持った人が集い、コミュニケーションすることが醍醐味（だいごみ）」とあいさつした。
　２３年度の事業報告と収支決算、役員改選を承認した。記念講演では宇都宮大学の池田宰学長が登壇（写真）。「地方国立大学法人の役割」と題し、４月に新設した「データサイエンス経営学部」など最近の動向を解説した。「共創と複眼をテーマに、地域と社会の持続的な発展に貢献する」と強調した。
　懇親会で参加者同士が親睦を図った。栃木県の福田富一知事も駆けつけた。また、千葉産業人クラブの会員が、１１月に千葉県で開催される産業人クラブ全国大会をＰＲした。