全国各クラブの活動報告

宮城産業人クラブ、2024年度通常総会と特別講演会を開催

 宮城産業人クラブ(梶原功会長=梶原電気社長)は7月10日、仙台市内のホテルで2024年度通常総会と特別講演会を開催した。講演会には新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究員を招き、東北地方で導入が進む水素エネルギーと洋上風力発電の最新動向などの解説を聞いた。その後、産学官連携でNEDOプロジェクトを推進する会員企業がプレゼンテーションを行った。
 会場には途中参加を含め会員企業、招待者など総勢約50人が参集した。総会では23年度の事業報告・収支決算、24年度の事業計画・収支予算案、および役員交代をそれぞれ承認した。千葉産業人クラブからも会員が駆けつけ、総会終了後、11月の産業人クラブ全国大会への参加を呼びかけた。
 講演では「東北地方における新エネルギーの可能性と中小企業の果たす役割」をテーマに、NEDOの坂秀憲氏が水素エネルギー、三枝俊介氏が洋上風力発電について、それぞれ最新事情の紹介とNEDOプロジェクト、東北地方での中小企業参入の可能性などを解説した。その後、馬渕工業所(仙台市太白区)の小野寿光社長がNEDOプロで開発中の低温廃熱利用発電システムを紹介。地方の中小企業でもNEDOプロを主導できるという実例を披露した。
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