全国各クラブの活動報告

東東京マネジメント研究会、2024年度定時総会を開く

 東東京マネジメント研究会(山田雅英会長=山田マシンツール社長)は6月12日、日刊工業新聞社本社(東京都中央区)で2024年度定時総会を開いた。23年度の活動・会計・監査報告と24年度の活動計画・収支予算案などを審議し、承認した。
 山田会長はまず、生成人工知能(AI)「チャットGPT」で作成した自身のあいさつ文を朗読。「AIで作成した文章には、製造業の問題点が全然触れられていない」と課題を提起した上で「皆さんとの交流を通じて、そうしたものを感じ取れる感性を養っていきたい」と話した。
 続いて、中堅・中小製造業向けソフトを開発・販売するアルファTKG(東京都中央区)の高木俊郎社長が「人手不足の現状を乗り越え 日本の製造業 再起動」をテーマに講演した(写真)。
 1950年の朝鮮戦争から85年のプラザ合意までは「円安・インフレ」で高度成長し、その後の約40年は「円高・デフレ」で日本経済は停滞、さらに現状は再び「円安・インフレ」時代に突入したと指摘。「日の丸製造業が復活する大チャンスが到来した」と強調した上で「半導体関連の相次ぐ設備投資により、日本は必ず発展する」と話した。
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