全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、「健康は資本だ!企業が輝く健康経営の秘訣」と題した特別講演会

 名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工会長兼社長)は6月3日、シャイニング・ライフ(愛知県春日井市)の水越真代代表を招き、名鉄グランドホテル(名古屋市中村区)で「健康は資本だ!企業が輝く健康経営の秘訣」と題した特別講演会を開いた。会員ら約50人が参加した。
 水越代表は愛知県内の市役所で保険行政に15年間勤務後、健康経営コンサルティングや保健師として活躍している。冒頭「会社役員の会議などで従業員の健康や健康施策について議題に挙げていますか」と参加者に問いかけた。「世界保健機関(WHO)でも、労働者の健康なくしてビジネスの繁栄はないと訴えている。健康経営は企業経営における土台となる戦略で、従業員らの健康管理を経営的な視点で戦略的に行う考えだ」と指摘した。
 さらに「健康リスクが高いと企業にとって損失が大きくなる。健康経営を開始すると売上高営業利益率が上昇する傾向もみられる。休職者も減少しコストダウンにつながる」と説明。費用をかけずに健康経営に使える情報や補助金、助成金制度なども紹介した。
 講演会後に交流会も実施。運動習慣推進協会(名古屋市緑区)の岡本真範部長の乾杯の音頭で始まり、講師の水越代表を囲み、食事をしながら情報交換など交流を図った。
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