全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブNITEC埼玉産学交流会、新潟県で学外研修を実施
埼玉産業人クラブNITEC埼玉産学交流会(杉本賢次会長=丸一ゴム製作所社長)は4月5、6日の両日、新潟県で学外研修を実施した。初日は燕三条地場産業振興センター(三条市)を見学した。
同センターの佐藤一男専務理事は「燕三条地域は金属加工を中心としたモノづくりの街。従業員数の少ない町工場も含めると2500社が集積している。皆さまと交流が深まることを期待したい」とあいさつした。その後、椿宗久産業振興部長が地域の歴史や特色、センターの役割を解説した。年間出荷額は約7000億円で事業所数もほぼ一定規模で推移している状況について説明を受けた。産業支援施設「リサーチコア」のテクノセンターや地場産品物産館・多目的施設「メッセピア」の物産館なども見学した。
続いてマルト長谷川工作所(同)を見学した。ニッパーやペンチ、爪切りなどを製造して世界30カ国以上に輸出。今年で創業100年になる。新潟産業人クラブ会長も務める長谷川直哉社長は本社内の体験型ショールーム「マルトパドック」のセミナーホールで会社概要を説明した。「鍛造から包装に至る50工程すべてを社内で行っているのが大きな特徴。約70%が輸出で作業用工具や医美容製品など3ブランドを展開している」と説明した。営業課の六間口紀恵さんの案内で本社敷地内の各工場も見学。鍛造や研磨、熱処理の工程の説明を受けた。
会社見学後は長谷川社長も参加し老舗料亭「行形亭(いきなりや)」で古町芸妓(げいぎ)の唄や踊りを観賞しながら懇談した。杉本会長は「長寿企業が堅実な経営で社員を大事にして伝統と革新を重んじていると実感した」と述べ、日本工業大学の柳澤章理事長は乾杯のあいさつで「地場産センターでは本学の先生の名前が多く聞かれ、縁の深い地域だと感じた」と語った。中締めのあいさつで竹内貞雄学長は「金属材料が専門なので研修旅行は非常に興味深かった」と話した。
翌日は紫雲ゴルフ倶楽部(新発田市)で親睦ゴルフ大会を開催。日本女子オープンが開催されたコースでプレーを楽しんだ。
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