全国各クラブの活動報告

長野産業人クラブ、モノづくり長寿企業に学ぶ『持続可能な経営モデルとは』in長野 を開催

 長野産業人クラブ(羽生田豪太会長=羽生田鉄工所社長)は3月13日、100年経営の会(北畑隆生会長)と共催で「モノづくり長寿企業に学ぶ 『持続可能な経営モデルとは』in長野」を開いた。メトロポリタン長野(長野市)に約50人が集まった。
 北畑会長は「参加企業には、長寿企業に学んでサステナブル(持続可能)な経営、パーパスを持った経営を世界に発信することに尽力いただきたい」、羽生田会長は「100年以上の経営に必要なものを吸収してもらいたい」とあいさつした。
 講演にはイリス(東京都品川区)のハルトムート・パネン社長とNiKKi Fron(長野市)の春日孝之社長が登壇。パネン社長は「日本のニッチメーカーと呼ばれる企業は、もっと世界に目を向けたビジネスをするべきだ」と述べた。春日社長は「中小企業が本格的に再生可能エネルギーに取り組むには、持続的な収益力を身につける必要がある」と熱弁を振るった。
 講演後に開かれたディスカッション(写真)には、羽生田会長、春日社長、パネン社長が参加。長期経営に重要なことについて、羽生田会長は「社員や顧客、人を大切にすることで今の事業があるのではないか」とした。会の終了後の懇親会では会員企業や金融・教育の各機関のほか、行政からの参加者が出席し交友を深めた。
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