全国各クラブの活動報告

掛川産業人クラブ、自動車部品などのプレス加工を手がける小松工業を視察

 掛川産業人クラブ(小林永典会長=コプレック社長)は2月19日、クラブ会員相互の工場見学会として自動車部品などのプレス加工を手がける小松工業(浜松市浜名区、鳥山光典社長)を視察した(写真)。相互見学会の実施は2019年以来5年ぶり。会員企業10社13人と事務局招待者3人が参加した。
 鳥山社長は14年から取り組むプレス金型の内製化や22年の工場移転、最近実施した設備増強の狙いを解説し、「今後さらに企業価値を向上させたい」と意気込みを語った。工場内では各工程やプレス機の稼働音を抑える建屋の構造上の工夫を紹介。建屋の設計は、同クラブ会員企業である産栄工業(静岡県菊川市)の高野太作社長から親身にアドバイスを受けたというエピソードを披露した。
 その後は金型の外販を目指すという鳥山社長の戦略や、業務のデジタル化について活発に質問が寄せられた。
掛川、工場視察.jpg


このページの先頭へ