全国各クラブの活動報告

宮城産業人クラブ、新春講演会を開催

 宮城産業人クラブ(梶原功会長=梶原電気社長)は2月6日、仙台市内のホテルで新春講演会を開催した。東北経済産業局の戸辺千広局長(写真)が登壇し「『共感』『協奏』『変革』ともにつくる東北」の演題で約1時間、東北産業界の最新情勢を中心に講演した。続いて第19回キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)東北の表彰式、および祝賀会を兼ねた懇親会を催し、学生ら若者との交流を深めた。
 会員企業のほか「産学官金」の招待者、CVG東北受賞学生など60人以上が出席した。講演で戸辺局長は政府による中小企業向け補助金制度など多様な支援メニューを紹介。積極的な利用を呼び掛けた。CVG受賞学生が聴講していたこともあり、スタートアップ支援やピッチイベント「アトツギ甲子園」についても説明した。
 CVG表彰式では、最優秀賞に輝いた事業構想大学院大学の高橋りなさんが受賞記念プレゼンテーションに登壇。米粉による新商品開発でコメの消費拡大を目指していることや、全く売れなかった当初の状況からユーチューブの活用などで売り上げを伸ばしたエピソードを披露した。
 懇親会は冒頭に戸辺局長が再度あいさつし、入賞した学生も壇上でスピーチ。受賞の喜びを語るとともに次回大会への再挑戦を誓い、最優秀賞を狙うという頼もしい声も上がった。
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