全国各クラブの活動報告

　名古屋産業人クラブ（森誠会長＝富士精工会長兼社長）は１月２６日、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルで「第４０回永井嘉吉記念賞」顕彰式を開いた。受賞した華陽テクノ・プラザ（岐阜市）の松波廣三会長に、森会長から記念の盾と副賞を授与された。
　松波会長は「このような栄えある賞をいただき信じられないような気持でいる」とあいさつした（写真）。さらに「さまざまな金属を凹ませるエッチング加工を手がけている。『逆転の発想』という考え方を知り、７年の歳月をかけて凸にする方法を完成させ今に至る。これからも独自の技術で社会に貢献したい」と決意を語った。
　同賞は名古屋産業人クラブ２代目会長で、元新東工業会長の故永井嘉吉氏の遺産を基金にした顕彰制度。優れた経営手腕を発揮した中小企業の経営者を毎年１人顕彰している。