全国各クラブの活動報告

多摩産業人クラブ、新入会員企業の多摩冶金とナガセの工場見学会

 多摩産業人クラブ(浦明子会長=相馬光学社長)は11月27日、新入会員企業の多摩冶金(東京都武蔵村山市)とナガセ(同)の工場見学会を開いた。会員8人が参加した。
 金属熱処理を手がける多摩冶金では本社工場と近隣に新設した南工場(写真)を見学。山田真輔多摩冶金副社長が熱処理の基礎知識から航空業界に関わる認定を数多く取得する同社の取り組みなどを述べ、新工場については「一つの工場内で、熱処理・機械加工が一貫生産できる」と強調した。
 ナガセでは、得意とする金属へら絞り加工などを見学した。長瀬雄一郎ナガセ社長が、へら絞りの利点などを解説、「へら絞りによる加工が付加価値と認められている。技術をさらに磨き、企業に訴求していきたい」とした。会員からは「どちらも老舗企業で、熱処理とへら絞りという興味深い組み合わせの見学会だった」との声が聞かれた。
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