全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブ産業人フォーラム部会、「日本のひなた宮崎県」視察

 大阪産業人クラブ産業人フォーラム部会(山口宣弘部会長=富士電熱開発社社長)は11月14、15の両日に「日本のひなた宮崎県」視察を行った。初日の企業視察は宮崎カーフェリー(宮崎市)と宮崎日機装(同)を訪問(写真)。宮崎カーフェリーではフェリー輸送のメリットや物流の2024年問題を海運業の視点から長友秀文経営企画部長が説明。新船のフェリー「たかちほ」の船内も見学した。
 宮崎日機装では清水裕之取締役総務部長から、17年に宮崎で創業した経緯を踏まえた会社説明を受けた。炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製航空機部品を製造する航空宇宙工場や産業向け特殊ポンプ製造を行うインダストリアル工場を見学。清水取締役は「働く場があれば雇用が生まれる。今後は地元で協力企業の開拓も進めたい」とした。
 山口部会長は「カーフェリーの快適性や進化に驚いた。宮崎日機装ではガラス張りの見学コースが充実していた」とし、参加者は刺激を受けた。
 翌日はゴルフ班と観光班に分かれて行動。ゴルフ班はトム・ワトソンゴルフコース(同)で日向灘に面した黒松林が特徴のプレーを楽しんだ。観光班は九州最大のアーチ式ダム一ツ瀬ダム(宮崎県西都市)を訪れ、高低差150メートルのダム背面のキャットウォーク(点検通路)を、安全帯を付けて見学する貴重なツアーを体験した。
大阪産業人.jpg


このページの先頭へ