全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブ青年部会、バランシングマシン製造の長浜製作所を見学

 大阪産業人クラブ青年部会(湯本秀逸会長=湯本電機社長)は7月20日、「中堅・中小企業経営者工場見学会」を行った(写真)。回転体の釣り合いを測定するバランシングマシン製造の長浜製作所(大阪府高槻市)を訪問。産業人クラブでは2回目の訪問となり、2022年8月に移転拡張した新工場を見学した。
 冒頭、湯本会長から「競合が少ない分野での進化した工場を見て、遠慮なく自社の参考にしてほしい」とあいさつした。長浜製作所の三村昌弘社長は、動画を交えながら移転の経緯などを説明。「非化石証書を活用し、太陽光発電で工場内の電力を100%まかなった。新名神高速道路の高槻インター沿いのため、看板効果も大きい」と特長を語った。
 見学は3班に分かれて実施。タイヤとホイール専用のバランシングマシンで測定し修正した位置にウエイトを取り付けたり、回転機械の振動を測定する実演などが披露された。前の工場を知る参加者からは「敷地面積で3倍となりスケールが違う」と、驚きの声が出た。見学後の交流会でさらに親睦を深めた。
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