全国各クラブの活動報告

神奈川産業人クラブ、アマダ・グローバルイノベーションセンター(AGIC)を見学

 神奈川産業人クラブ(中村幹夫会長=大和ケミカル会長)は7月21日、アマダの課題解決型の展示・加工検証施設「アマダ・グローバルイノベーションセンター(AGIC)」(神奈川県伊勢原市)を見学した(写真)。会員ら19社33人が参加した。AGICは、顧客が技術者と加工検証や品質確認まで行える展示・加工検証拠点として2月に開設。製品展示では、板金、切削、プレスなど最新の機種を展示するほか、独自技術の機構や構造を開示し、顧客が製品・技術を体感できる。
 冒頭、アマダの磯部任会長は「当社では業界に先駆けて展示施設を運営している。第3世代となるAGICもオープン以来多くの方にご来場いただいている。工場改革につなげてほしい」とあいさつした。
 次に石川英一広報室長が「AGICの延べ床面積は約3万0000平方뗠で3階建て。八つの体験エリアで構成される」と会社案内の映像も交え概要を説明した。
 その後、2班に分かれ、最新のレーザー加工機や、ベンディングマシン実演のほか、顧客専用加工検証スペース「イノベーションラボ」など施設内を見学した。参加者からは「アマダの取り組むデジタル変革(DX)化や労働力不足への対応について体感した。ぜひ取り入れたい」などの感想が出ていた。その後、昼食を挟み、アマダ担当者が「板金加工機械の保守保全DX」をテーマにセミナーを実施。労働力不足を補う生産性向上やDX化についての理解を深めた。
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