全国各クラブの活動報告

九州・山口産業人クラブ、2023年度の定時総会と講演会を開催

 九州・山口産業人クラブ(福田俊仁会長=昭和鉄工相談役)は6月22日、ホテルオークラ福岡(福岡市博多区)で2023年度の定時総会と講演会を開いた。会員ら約50人が参加。22年度の事業や収支決算を報告し、23年度の事業計画案と予算案を承認した。また役員改選を行い、新会長に添田英俊氏(正興電機製作所社長、写真左)が就任した。
 そのほか新たに就任したのは、日野宏昭副会長(昭和鉄工社長)、安井卓理事(リックス社長)。新会長の添田氏は「当クラブは設立40周年を迎えた。福岡商工会議所工業部会、福岡市機械金属工業会との3団体連携に今後もしっかり取り組み、オープンイノベーションで実りある事業を実施する」と抱負を述べた。
 前会長の福田氏は「社会と経済活動のにぎわいが戻ってきて喜ばしい。一方、原材料高騰や人材不足など課題もある。親睦を深め地域活性化につなぐ働きを今後も続ける」と退任のあいさつをした。
 総会後、正興電機製作所参与オープンイノベーション室長新事業営業部担当部長の山本公平氏とHMS(福岡市博多区)の胡振程社長が講演した。山本氏はオープンイノベーションの導入には企業文化の変革が必要と熱弁を振るった。胡氏はHMSの取り組みを紹介した。その後は懇親会を実施。会場は終始和やかなムードで会員は親交を深めた。
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