全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブ、2023年度通常総会を開く

 大阪産業人クラブ(千歳喜弘会長=片岡製作所取締役)は5月31日、ホテルニューオータニ大阪(大阪市中央区)で2023年度通常総会を開いた。千歳会長は「チャットGPTをはじめ一気に未来化が進んでいる。これからは人間しかできない新しい発想や感性が重要。これらの新しい組み合わせが人工知能(AI)にない強みだ」とあいさつした。
 議案では22年度活動実績と23年度の計画案、役員の一部改正で新副会長2人(近畿刃物工業の阿形清信社長、富士電熱開発社の山口宣弘社長)と新理事2人(アソーの浅生隆一社長、非破壊検査の山口多賀幸社長)の選出で承認を得た。
 記念講演会は上方落語四天王の1人、五代目桂文枝の最後の弟子となった落語家の桂阿か枝氏を講師に迎え「上方落語の世界 落語家という働き方」の演題で講演した。上方落語には商家が舞台の話が多く、旦那と番頭、丁稚(でっち)の関係を物語にした演目「100年目」を題材に、働き方について昔も今も不変の関係性を説いた。演題に沿った古典落語2席も披露された。
 第11回優秀従業員表彰式で、大阪エヌ・イー・ディー・マシナリー(大阪市西区)の伊佐眞也営業部部長、SEAVAC(兵庫県尼崎市)の吉田悟品質保証部部長、辰巳工業(大阪府茨木市)の吉岡秀晃氏と細川賢人氏、ポニー工業(大阪市中央区)の丸賀大輔放射線計測センター副センター長の5人を表彰した。
 懇親パーティーには24年11月に千葉で開催予定の全国大会PRのため、運営主管の千葉産業人クラブの会員も駆け付け、同クラブの白鳥豊会長(白鳥製薬会長)が参加を呼びかけた。阿形副会長のあいさつで乾杯し、美馬徹副会長(関西金属工業会長)の5本締でお開きとなった。
大阪総会.jpg


このページの先頭へ