全国各クラブの活動報告

NITEC埼玉産学交流会、大宮一の家で納涼例会を開く

 NITEC埼玉産学交流会(杉本賢次会長=丸一ゴム製作所社長)は8月1日、さいたま市大宮区の料亭、大宮一の家で納涼例会を開いた(写真)。杉本会長は「3年ぶりの開催で、大勢の方に参加していただき感謝したい。インフレが進行してモノの価格が高騰している。まだ会合も少ないので生の情報に飢えている経営者も多いのではないか。感染対策に気を付けながら、例会を楽しんでほしい」とあいさつした。
 続いて日本工業大学の柳沢章理事長が「久しぶりの開催で、こういう会合に出席すると同窓会のように何年かぶりに会う人も多い。企業も大学も大変な時代。英気を養ってがんばっていただきたい」とあいさつして乾杯した。
 納涼例会を開いた大宮一の家は1885年創業で130年以上の歴史を刻む老舗料亭。納涼例会では企業側と大学側の出席者が自己紹介して近況を報告した。小唄や踊りに合わせて長谷川鉄工所(さいたま市岩槻区)の長谷川勉会長が三味線を、沼口機械工業(埼玉県川口市)の沼口功社長が太鼓をそれぞれ披露した。
 中締めのあいさつをした日本工業大の成田健一学長は「日本の先行きを考えると、理工系人材を育てなければならないが、日本で理工系に進学する比率は17%。理工系人材を育てないと日本の未来はないと本当に思う。将来の日本を背負う人材を輩出できるようがんばっていきたい」と語った。
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