全国各クラブの活動報告

岐阜産業人クラブ、定時総会を3年ぶりに開く

岐阜産業人クラブは5月30日、岐阜市内のホテルで定時総会を書面以外では3年ぶりに開き、工場見学会や講演会のリアル開催を含む2022年度の活動方針や全員が留任する役員体制などを全会一致で承認した。飛行ロボット(ドローン)開発のプロドローン(名古屋市天白区)の菅木紀代一副社長の記念講演には質問が相次いだ。着座式の懇親会で交流も深めた。
 あいさつに立った遠藤宏治会長(カイインダストリーズ会長兼貝印会長、写真)は「コロナ禍やウクライナ情勢で世の中が大きく変わった。モノづくりの現場を新時代に即して変えていかなければならない」と現状を分析。さらに「人間の知性の拡大が必要。異業種が集まる産業人クラブで、仕事のノウハウや知恵を交換したい」と訴えた。
 記念講演では、菅木副社長がラジコンヘリコプターの製造販売で創業し、プロドローンにヘッドハンティングされた半生を紹介。人を搬送できるタイプや水中で駆動するタイプ、手を持ち椅子などを保持できるタイプなど、ドローンが持つ豊かな可能性の一端を解説した。質問に答え、ドローンの航続距離を左右する電池や新エンジン、充電技術の開発動向、可能性と法規制の関係についても説明した。
0530_岐阜産業人クラブ/定期総会_capc1r35ub92mpcccrf0.jpg


このページの先頭へ