全国各クラブの活動報告
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名古屋産業人クラブ、記念講演会「〝超・部品〟を追い求めて~これまでも、これからも~」
名古屋産業人クラブは4月27日、名鉄グランドホテル(同)で、小松マテーレの中山賢一会長を招いて「〝超・部品〟を追い求めて~これまでも、これからも~」と題した記念講演会を開いた(写真)。約120人が参加した。
小松マテーレは1943年に小松織物精練染工として石川県小松市で創業。63年に社名を小松精練に、2018年に現在の社名に変更した。染色を基盤に多彩な事業領域をカバーする化学素材メーカーとして多くの実績を持つ。
海外のTOPブランドにも供給しているファッションやスポーツなど衣料分野から、医療関連・建築資材関連などの資材分野、さらに炭素繊維や超発泡セラミックス建材など環境共生素材を軸とした先端分野まで幅広く事業展開を行っている。
中山会長は「布地は〝部品〟で、それを組み合わせて最終製品を作っている。染色や部品はどうあるべきか」とファッションデザイナーのジョルジオ・アルマーニの言葉などを紹介しながら、キーワードの「超・部品」について話した。
「超・部品とは、他社が簡単には追いつけない、まねのできない技術を内蔵していること。価格競争に強く、集中生産が可能なこと。新鮮・驚き・感動・満足を市場に与えること。付加価値の高いものを手掛けること」と説明した。
また、自身で研究している企業の中で、自転車部品と釣り具の製造を主要な事業としているシマノとバタフライブランドで知られる卓球関連製品のタマス(東京都杉並区)の強さについても紹介した。「両社は戦う領域を絞り込んでいる。完成品は流行りすたりが激しいが、部品にはそれがない。他社でまねができない技術力で超・部品を作る。営業担当者がいなくても売れる商品開発を目指したい」と語った。
最後に「完成布地の超・部品化には、モノづくりにおいて設計段階から他分野と複雑に融合し組み合わせるコンポジット化が必要。私が40年間追い求めている超・部品の開発は、着るエアコン繊維だ」と締めくくった。
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