全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ（森誠会長＝富士精工会長）は、２月１４日に理事長の大崎弘江日刊工業新聞社執行役員名古屋支社長が眞和興業本社（愛知県江南市）を訪問し、眞野和博顧問に第３８回永井嘉吉記念賞の盾と副賞を授与した（写真）。例年「賀詞交歓会」で報告し顕彰式を行っているが、２０２１年に続き、新型コロナウイルス感染拡大の影響で賀詞交歓会が中止になったため。
眞野顧問は「栄えある賞を受賞して身に余る光栄だ」と喜びをかみしめた。さらに「これまで次世代につながることを考えて仕事をしてきた。全社一丸となって新工場を建設した。産学官といろいろな人との出会いがあって今日までこれた。今後も微力ながら産業界の役に立てればいいと思う」と話した。
同賞は名古屋産業人クラブ２代目会長で、元新東工業会長の故永井嘉吉氏の遺産を基金にした顕彰制度。優れた経営手腕を発揮した中小企業の経営者を毎年１人ずつ顕彰している。