全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブと滋賀産業人クラブ、今年の中国経済テーマに講演 硬軟自在に解説

大阪産業人クラブと滋賀産業人クラブ(坂口康一会長=近江鍛工会長)、日刊工業新聞社は1月18日、ANAクラウンプラザホテル大阪(大阪市北区)で「新春互礼会」を2年ぶりに開いた。
来賓の伊吹英明近畿経済産業局長は「関西財界は2025年大阪・関西万博の開催に向けてモチベーションが高い。今年はこれを全国に広げる1年にしてほしい」とあいさつ。引き続き、日本国際問題研究所客員研究員の津上俊哉氏が「2022年中国の行方 経済、政治、外交」の演題で講演した。
津上氏は従来の中国経済の成長バランスが崩れ、投資効率が低下しだした問題点を指摘。また一党政治体制によるデジタル変革(DX)の光と影を説明した。さらに権力集中による弊害が顕在化してきたことや、チャイニーズドリームの終焉(しゅうえん)を表す「寝そべり族」の話題も出し、硬軟自在な論調で解説した。予定していた懇親会は新型コロナウイルス・変異株の感染拡大防止のために急きょ中止となった。
なお大阪産業人クラブの会長を務めていただいた山口多賀司氏(非破壊検査社主)が4日、逝去されました。謹んでお悔やみを申し上げます。
日本国際問題研究所・津上氏.jpg


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