全国各クラブの活動報告

九州・山口産業人クラブ、三松の工場でDX事例見学

九州・山口産業人クラブ(福田俊仁会長=昭和鉄工相談役)は12月14日、機械装置の小ロット製造代行を手がける三松(福岡県筑紫野市)で工場見学会を開いた。会員企業の経営者ら約30人が参加した。三松の統合生産管理システム「SINS」は、IoT(モノのインターネット)を取り入れたデジタル変革(DX)として、作業現場で動画を撮影するカメラを導入。IoTと職人技術を融合し、技術や技能のデジタル伝承を進めている。
福田会長は「DXは避けて通れない。今回勉強して、自社のモノづくりに生かしていただきたい」と、あいさつ。三松の田名部徹朗社長が自社開発したSINSの概要を説明し、参加者らは最先端の生産最適化・自動化が進む工場内を見学した。質疑応答ではDX化の今後の課題など鋭い質問が飛び交った。
産業人クラブ/九州・山口産業人クラブ、三C.jpg


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