全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ（森誠会長＝富士精工会長）、岐阜産業人クラブ（遠藤宏治会長＝カイインダストリーズ会長）は１１月１９日、岐阜県高山市にあるエレクス本社工場を見学した（写真）。同社はカインズグループ（東京都葛飾区）の一つ。会員ら２５人が参加した。
冒頭、金子高一郎社長が「カインズグループは１９２７年に金子商店として創業し、２０２２年に９５周年を迎える。エレクスの主要事業のひとつであるハーネス事業では付加価値の高い仕事を心がけ、『京』などのスーパーコンピューターにも採用されている」とあいさつした。続いて、経営統括部の臼田健生主査が、具体的な会社概要や製品紹介、仕事の内容を説明した。
その後、参加者は３班に分かれショールームや各製造現場に向かった。ショールームでは同社製部品が普段使っている商品に数多く使われていることに感動していた。ユニークで素晴らしい製品群を目にし、新商品開発も含めて様々に工夫して取り組む姿勢に感心する見学者が多かった。
また、製造現場では設備機械の配列も整然としており、清潔感があふれ、参加者も興味深く見入っていた。時間的な制約もある中、自動化できない加工を熟練の技で手際よく作業する様子や清掃がゆき届いている工場内など感心していた。
参加者からは「社長に直々にお迎えいただき、また丁寧な挨拶に感激した。久しぶりにリアルな見学会で充実した半日だった。今後もこのような行事をお願いします」などの意見が寄せられた。