全国各クラブの活動報告

東京産業人クラブ、SDGsテーマに講演

東京産業人クラブ(寺町彰博会長=THK社長)は6月16日、東京・飯田橋のホテルグランドパレスで理事会を開いた。2020年度の事業報告・収支決算および21年度事業計画・収支予算、役員の一部改正案の3議案を審議した。定時総会は書面審議に変更し、いずれも原案通り承認された。
役員の一部改正では、常任理事でエルコジャパン社長のレイコB.リスター氏が退任し、新たにメルヘン社長の原田純子氏が理事に就任した。
理事会後は、東京大学大学院工学系研究科教授で総長特別参与の沖大幹氏(写真)が「なぜ企業はSDGsに取り組むのか」をテーマに講演。一部の理事はそのまま会場にて参加したが、会員はオンラインでの参加となった。講演では、SDGs成立の経緯や内容を「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を軸に紹介した。
沖氏は「環境対策とあわせ、社会整備、経済発展も実現することがSDGsの目標。一度169のターゲットを読んで、認証を取っている資源の活用や省エネ対策、女性活躍推進などできることから取り組んでみてほしい」と述べた。

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