全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブテクノロジー部会、AI講座開く 14人参加

大阪産業人クラブのテクノロジー部会(美馬徹部会長=関西金属工業社長)は1月28日、ロンド・アプリウェアサービス(東京都渋谷区)の大谷みさお氏を講師に迎え「イチから学ぶ!AI基礎のきそ講座シリーズ2」を完全リモート形式で開催した。14人が参加。
冒頭、美馬部会長が「コロナ禍のため、ZOOMを活用したオンライン開催となった。テクノロジー部会としてシリーズ化した人工知能(AI)セミナーを通じ、会員相互の情報の共有化を図りたい」とあいさつ。今回は「モノづくり現場でAIを使うための押さえどころ~」と題し、AIの画像認識・数値解析・音声認識など、モノづくり現場への適用を試みた講師の取り組みを解説した。
"AI素人の講師"だから分かった「押さえどころ」を通じて、自社に合致したAIをどう選択しどのように学習させるかなど、モノづくり現場への適用法を紹介した。特にIoT(モノのインターネット)の前にカイゼンか、カイゼンの前にIoTか、IoT×カイゼンが重要とし、投資効果を試算し効果は出すものと強調した。
活用効果を金額で表現し、削減効果を具体的数値で示した導入事例は参加者から大きな反応があった。書類を減らす検討課題に対しAI音声認識を活用した導入で、具体的な質問が出るなど実践的なセミナーとなった。


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