全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ・TDU産学交流会、東京電機大の産学連携紹介

埼玉産業人クラブ・TDU産学交流会(浜野尚吉会長=共同技研化学社長)は2020年12月7日、「東京電機大学が推進する民間企業との産学連携」をテーマに講演会を催した。これまで同様、新型コロナウイルス感染症対策のため、会場のホテルでの発表とオンラインのハイブリッドで進行した。会場には同大学の射場本忠彦学長が登壇し(写真)、自らが関わった産学協働プロジェクトの概要などを説明した。
会場には会員や同大学関係者など19人が集まり、オンラインでも19人がアクセスした。射場本学長は「産学協働で携わってきたプロジェクトを通じて」と題し、同大学の東京千住キャンパス(東京都足立区)を新設した際、リーダーとして推進した省エネルギー施策の導入や施設のレジリエンス性強化などを解説した。
続いてオンラインで同大学の石塚昌昭理事長が「コロナ禍の置きみやげ―産業界の現役エンジニアが学生に問う」と題し、技術士会会員の大学OBによるリモート授業の様子を紹介した。さらに、理工学部の田中慶太教授が「超小型衛星HATOSATで河川防災を実現したい」のテーマで、自ら主導する人工衛星打ち上げプロジェクトの詳細を説明した。
講演終了後にはゲストの飯能信用金庫を代表し、松下寿夫理事長があいさつ。今後、同大学や産学交流会と連携を深めていくことを約束した。
講演する東京電機大学の射場本忠彦学長.jpg


このページの先頭へ