全国各クラブの活動報告

茨城産業人クラブ、「コロナ後の海外展開」パネル討論

茨城産業人クラブ(高橋日出男会長=協立製作所会長)は10月13日、水戸市の水戸京成ホテルで経済講演会を開いた(写真)。「コロナ後の中堅・中小企業の海外展開」をテーマにパネル討論などを実施。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今回はオンラインでも参加可能な方式を初めて導入し、会場に80人、オンラインで39人が参加した。
パネル討論では、世界市場の開拓に取り組む県内企業の経営者3人がパネリストとなり、日本貿易振興機構茨城貿易情報センター(ジェトロ茨城)の木ノ本知弘所長がコーディネーターを務め、海外渡航に制約がある状況下での海外展開の方向性などを議論した。
パネリストとして登壇したエムテック(茨城県ひたちなか市)の松木徹社長は「コロナ禍であっても、10年後、20年後の市場を意識すれば海外展開は不可欠だ」と指摘。野上技研(同常陸大宮市)の野上良太社長は「オンラインが世界の常識になり、海外とも簡単につながることができる」とITツールの有効活用を提案した。
諸岡(同龍ケ崎市)の諸岡正美社長は「オンラインの活用などで、国内外の働き方を根底から変えていきたい」と強調した。
茨城産業人クラブの経済講演会ではコロナ禍での海外展開についてパネル討論を実施.jpg


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