全国各クラブの活動報告

新潟産業人クラブ、会長に加藤氏 20年度新役員体

新潟産業人クラブ(井浦康晴会長=マックス開発会長)は9月16日、新潟市の新潟グランドホテルで、第37回定時総会・講演会を開催した。定時総会では2019年度の事業報告と収支決算を報告したほか、20年度の事業計画案や収支予算案、役員名義の変更について審議し、いずれも原案通りに承認した。
役員会は、井浦会長が退任し、新会長に加藤研削工業(新潟市東区)の加藤義竹社長が就任。またニイガタマシンテクノ(同)の田村幸夫社長、マルソー(新潟県三条市)の渡辺雅之社長、中村ターンテック(同弥彦村)の歌代秀和社長、満日製作所(新潟市秋葉区)の浅間旭照社長が副会長に、エフエムラジオ新潟(同中央区)の中沢宏至常務が会計監査にそれぞれ新たに就任した。
総会後、FUN税理士法人(同)の山岸誠一代表(公認会計士)と、新潟市産業振興財団(同)の百合岡雅博統括プロジェクトマネージャーが講演。山岸代表は「利益と内部留保で自己資本比率60%以上を目指せ!」と題し、売り上げが減っても利益を確保できる企業になるために重視すべき経営指標や経営計画書を作成することの大切さなどについて解説した。百合岡統括プロジェクトマネージャーは、「イノベーションの理論と実践ポイント」の演題で、さまざまな理論を紹介した上で、現場のアイデアを上司がブラッシュアップし、経営層にプレゼンして、実用化につなげていく仕組みが必要ではないかと指摘した。
その後、懇親会を開催。参加者同士が交流を深めた。また加藤会長から井浦前会長に対し、産業人クラブ全国大会を企画・実行するなどの功績をたたえる感謝状と記念品が贈呈された。
あいさつする加藤義竹・新潟産業人クラブ会長.jpg


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