全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ・西部支部、川越でビジネス交流セミ

埼玉産業人クラブ・西部支部(原敏成支部長=武州ガス社長)と川越商工会議所、日刊工業新聞社は2日、「埼玉県西部地区ビジネス交流セミナー」を埼玉県川越市で開いた。地元経営者ら115人が参加した。
第1部は、経済産業省・中小企業庁事業環境部調査室長の関口訓央氏(写真)が「新たな『価値』を生み出す企業の特徴~2020年版中小企業白書・小規模企業白書から~」と題して講演した。関口氏は「価値そのものを差別化し付加価値を価格に反映しつつ、新たな取引関係を模索すること」を強調した。
第2部は、産学官連携に積極的な中小企業3社が登壇。北陸軽金属工業(埼玉県寄居町)の佐々木毅社長、久保井塗装(同狭山市)の窪井要社長、ワイピーシステム(同所沢市)の吉田英夫社長が産学官連携の取り組みを発表した。
終了後、関口氏と登壇企業がパネルディスカッションを実施。新型コロナウイルスをいかに乗り越えるかに対し、吉田社長は「中小企業にとってチャンスだと思う。サプライチェーン(供給網)の構造を変える一つのきっかけになるかもしれない」と答えた。
講演する関口訓央 中小企業庁 事業環境部 調査室長.jpg


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