全国各クラブの活動報告

茨城産業人クラブ若手会、コロナ電気など2社を工場見学

茨城産業人クラブの若手会は1月30日、会員企業のモノづくりの取り組みを学ぶことを目的に工場見学会を開いた。コロナ電気(茨城県ひたちなか市)と西野精器製作所(同)の2社を訪問。他社の生産工程の改善事例などを学ぶとともに、参加者同士で生産現場の課題について意見交換して交流を深めた。
計測器などの設計・製造を手がけるコロナ電気では、2018年に完成した新本社工場を見学した(写真)。柳生昌克専務は建物内の壁や仕切りを少なく設計して部門間の情報共有を円滑化したことを紹介し、「従業員が普段の動線上で他の部門が何をしているか把握しやすくなり、コミュニケーションが取りやすくなった」と説明した。
金属加工を手がける西野精器製作所では板金、切削、精密加工の各工程を見学。参加者から人材育成の方針についての質問が出た。
西野信弘社長は「OB人材を活用して時間をかけて育成している」と語った。
aコロナ電気の新本社工場を見学.jpg


このページの先頭へ