全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ（増田文治会長＝マスダック社長）は２月１２日、さいたま市内で「新春経済講演会＆賀詞交歓会」を開いた。１１６人が出席した。理化学研究所が全額出資して設立した理研鼎業（埼玉県和光市）の油谷好浩社長（写真）が「理化学研究所の成果のいち早い社会価値化を目指して―理研鼎業の設立―」をテーマに講演。同社の設立経緯や機能を説明した。
油谷社長は「当社は理研内にあった産学連携機能を切り出しただけでなく、マーケットを見た特許の創出などを強化していく。理研と企業が継続的に議論する場を設けていきたい」と力を込めた。
賀詞交歓会では大野元裕埼玉県知事、清水勇人さいたま市長、角野然生関東経済産業局長、北村信関東財務局長が来賓出席した。