全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、中部経済・産業の現状で講演会

名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工会長)は2020年1月30日、名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市中村区)で「2020年新春経済講演会&産学官交流会」を開いた。冒頭、森会長が「年が改まったが、明るい話題が少ない。我々企業人は問題点があれば、なぜなぜを繰り返し追及しないと解決しない。本質を突き詰めて徹底的に議論し、利益に結び付けなければいけない。特に環境問題にどう取り組むか議論を尽くして、皆さまの頑張りに期待したい」とあいさつした。
新春経済講演会では岡本正弘中部経済産業局産業部長が「中部経済・産業の現状と経済産業政策について」と題して講演した(写真)。東海地域が30年代に向けて目指すべき将来像として「人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)などの革新的な技術と、自動車産業をはじめとするモノづくりの融合によるビジネス創出をリードする。内外から多様な人材が交流・創造する地域の実現」と指摘した。
その後の交流会は、会員のほかに「キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)中部」の協賛企業や各賞を受賞した学生、大学関係者ら約250人が参加し、活発に情報交換するとともに交流を深めていた。
a新春経済講演会で登壇した中部経済産業局の岡本正弘産業部長.jpg


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