全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、永井嘉吉記念賞 岩田社長(岩田鉄工所)を選出

名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工会長)は12月10日、名鉄グランドホテル(名古屋市中村区)で永井嘉吉記念賞選考委員会を開いた(写真)。第36回となる同賞には岩田鉄工所(岐阜県羽島市)の岩田勝美社長を選出した。2020年1月30日に名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市中村区)で開く名古屋産業人クラブ新年賀詞交歓会で表彰する。
岩田社長は1973年に岩田鉄工所に入社。早くから数値制御(NC)旋盤を導入し、業容を拡大してきた。長年にわたり現場作業で技術を培い、各種精密部品などを製造する。その後もマシニングセンター(MC)など最新の設備を備え、航空宇宙や医療機器分野などにも進出を果たした。
日刊工業新聞社主催の「読者が選ぶネーミング大賞」にも積極的に応募し、電動伸縮杖「伸助さん」など入賞を続けている。特に、19年度は店舗の天井に設置する防犯装置「一網打尽(いちもうだじん)」でビジネス部門1位に選ばれた。
永井嘉吉記念賞は名古屋産業人クラブ2代目会長で元新東工業会長の故永井嘉吉氏の遺産を基金にした顕彰制度。毎年、産業人クラブ会員の中から優れた経営手腕を発揮した中小企業経営者1人を表彰している。
永井嘉吉賞選考委員会の様子.jpg


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