全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、運動習慣推進協 小笠原氏が講演

名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工会長)は9月25日、日刊工業新聞社名古屋支社(名古屋市東区)で、名古屋市内外に拠点を置く各県の事務所を対象にした「学習会&懇親会」を開いた。運動習慣推進協会の小笠原陽子代表理事が「あなたに合った運動とは?!~イキイキとした人生を送るためのきっかけ作り~」と題し、会場内を歩き回って講演した(写真)。
小笠原氏は健康運動指導士として、日常生活を快適に過ごすための体力づくりで機能改善やメタボ改善につながる運動指導を行っている。「対症療法では痛みの根本的な解決にならない。骨格や因子のほか、体の使い方や癖、加齢による筋力や可動域の低下などに原因があることに着目した」と自分の膝の痛みが学びのきっかけだったと語った。
「『イキイキとした人生はよき運動習慣から』とは、まず自分の体のレベルを知ったうえで自分に合ったケアをする。そして、運動習慣による体力づくりが大切だ。腹筋と背筋をバランスよく鍛えると腰痛予防になる。毎日8000歩を歩き、早歩きなど中強度運動を20分行うと、ほとんどの病気の予防につながる」と解説した。
参加者はオフィスなどでいすに座りながらできる手軽な運動や前屈運動などを実際に体験し、会場内は大いに盛り上がった。「毎日の暮らしの中で簡単にできる運動の習慣化を提唱し、健康増進を図る運動プログラムを提供することで笑顔と元気を届けたい」と締めくくった。
講演会修了後の懇親会では、講師も交えて遅くまで歓談の花が咲いていた。
講演する運動習慣推進協会の小笠原陽子代表理事.jpg


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