全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、AI・IoT・5Gの活用 三菱電、安井氏ら講演

名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工会長)はモノづくり日本会議、日刊工業新聞社名古屋支社と共催で8月28日、名鉄ニューグランドホテル(名古屋市中村区)で「工場のスマート化による次世代モノづくり AI・IoT・5Gの活用によって変わる製造現場」と題した特別シンポジウムを開いた。三菱電機FAシステム事業本部産業メカトロニクス事業部の安井公治技師長(写真)と、ヤマザキマザックの堀部和也執行役員技術本部ソリューション事業部長が講演し、約210人が聴講した。
安井氏は「IoT/AI+5Gがもたらす我が国製造業へのインパクトと今後の課題」と題して講演した。世界の動向を解説し、今後を「次は量子コンピューターが重要になる」と予測した。
続いて、ヤマザキマザックの堀部氏は「マザック・アイスマート・ファクトリーによる次世代モノづくりとコトづくり」をテーマに講演。最新デジタル製造の自社工場での実践例と、新サービスについて動画などを交え紹介した。
シンポジウム終了後の懇親会は、会員ら約100人が参加した。冒頭、森会長が「昨年は60周年記念で全会員向けの懇親会を開催した。年間でせめて3回実施したいと思い、本年も開催することができた。最先端の話で勉強できるのは産業人クラブのおかげだ。和気あいあいと会員同士が活発に意見を発表し、楽しめる場にしたい」とあいさつした。参加者は積極的に名刺交換を行うなど交流を深めるとともに、熱心に情報交換していた。
講演する三菱電機FAシステム事業本部メカトロニクス事業部の安井公治技師長.jpg


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