全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ・NITEC埼玉産学交流会、日工大の白木教授が講演

埼玉産業人クラブ・NITEC埼玉産学交流会(杉本賢次会長=丸一ゴム製作所社長)は6月20日、日本工業大学宮代キャンパス(埼玉県宮代町)で「全固体電池技術の現状と展望」と題した講演会を開いた(写真)。同大学基幹工学部応用化学科の白木将(すすむ)教授が13人の参加者を前に、全固体電池と液系電池の違いなど基本的な技術を踏まえながら、全固体電池の開発課題を説明、「固体と固体の界面の密接な構造制御が重要だ」とした。その後、講演を行った先端材料技術研究センター内にある設備を見学した。
また、本格稼働を始めた多目的講義棟も見学。同棟に設置した英語教育に特化した学習支援施設や講義室のほか、再生可能エネルギーを利用した床下の室温調整機能なども含めて見学。同棟7階の多目的スペースで懇親会を開き、参加した会員らは大学関係者らと親交を深めた。
産業人クラブだより/日本工業大学で開いた「全固体電池技術の現状と展望」.jpg


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