全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ・NITEC埼玉産学交流会、長崎県の出口工業を見学

埼玉産業人クラブ・NITEC埼玉産学交流会(杉本賢次会長=丸一ゴム製作所社長)は5月10―11日に長崎県で社外研修会を開き、出口工業(長崎県時津町)を見学した(写真)。同研修会には企業経営者8人のほか、日本工業大学(埼玉県宮代町)の理事長や学長ら関係者3人、合計11人が参加した。
同社は、出口雄一郎社長が自らの溶接技術を基に2001年に個人事業として創立、07年に法人化した。本社のある左底工場で精密機械加工を担い、日並工場(長崎県時津町)で小径・中径の配管や特殊配管、プラント配管を手がけている。近い将来、両工場を集約・拡張して生産効率化を図りたいとしている。
出口社長は「『夢を形に、真心を形に』を社訓に掲げている。モノづくりに魂を入れないとお客さんは製品を買ってくれない」と、社外研修に参加したメンバーらに語った。
その後、三菱重工業長崎造船所(長崎市)敷地内にある長崎造船所資料館を見学した。説明員から、オランダから日本国内に初めて持ち込まれた工作機械のほか、戦艦「武蔵」の建造、戦後の造船業などについて話を聞き、参加者は感銘を受けた。
産業人クラブだより/P説・出口工業を見学、NITEC埼玉産学交流会.jpg


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