全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、岐阜産業人クラブ、中日本炉工業本社工場を見学

名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工会長)、岐阜産業人クラブ(遠藤宏治会長=カイインダストリーズ社長)は3月27日、中日本炉工業の本社工場(愛知県あま市)を見学した。会員30人が参加した。
同社は真空炉や電気炉、燃焼設備などの設計・製作のほか、金属熱処理や化学気相成長(CVD)コーティングの受託加工を手がける。1976年開発の小型真空熱処理炉は国内トップシェア。
冒頭、後藤峰男社長は「自社の真空炉を展示し『魅せる工場』を目指している。悩み事改善のためIoT(モノのインターネット)を導入し、自ら工夫して使い始めた」と創意工夫の一端を述べた。
参加者は熱処理工場の管理事務所で、IoTによってモニターに表示される各炉の稼働状況などを確認(写真)。続いて熱処理を行う第3工場、冷暖房空調完備で組み立て工程の最適環境を実現した第4工場を見学した。生産規模は年80―100基。後藤社長は「IoTなどのデータは分析して初めて意義がある」とし、多くの参加者がうなずいていた。
名古屋・岐阜(中日本炉工業の本社工場見学).jpg


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